志を抱いて

どうも!木曜日担当の遠山です。
今日は「福祉」の仕事に興味をもったきっかけについて、お話しようと思います。

保育園の時は「恐竜博士」
小学生の時は「サラリーマン」

中学生の時は「医者」

になりたいなーなんて、漠然と考えていました(笑)
特に中学生の時は【コードブルー】(山P主演の医療ドラマ)が流行っていて、
医者って人助けが出来てかっこいい!!くらいの将来の夢でした。
(数学が出来な過ぎて挫折しましたが…笑)

明確に将来を意識し始めたのは高校生の時です。

ある休日の昼時、TVで児童虐待のニュースが流れてきました。
それを見た祖父母はこう言ったんです。
「虐待をするような奴は人間じゃない!怪物だ。」

皆さんはこの発言を聞いてどう思われますか?


当時の私は、……ん??なんか腑に落ちないなぁ。
そんな風に思ったんです。

人間は生まれながらにして人。生まれ落ちた瞬間から怪物だったわけじゃない。
虐待をしたくて子どもを授かったわけでもない。

虐待という悲しい結果に陥るまでに、色々な分岐点があったはず。
本当は助けが欲しかったのかもしれない。でも頼れる人が周囲にいなかった。
本当は子どもを産みたくなかったのかもしれない。でも金銭面で他の選択肢を選べなかった。
……考え始めたら、その人によって色々な状況が想定されるのに怪物の一言で片づけていいのかな?
そんな簡単な言葉で片づけてしまっては、何も解決したことにならないな。


声なき声に耳を傾けられるような人になりたい。
臆することなく、手を差し出せる人になりたい。
自分に何が出来るか分からないけれど、福祉の世界に踏み込んでみたい。

そのときはじめて、そんな気持ちがこみ上げてきました。
そこからはあっという間に進路が決まりました。

その先はまた後日ということで(笑)

思い描いていた自分になれているのかはわかりませんが、初心は常に心の奥に留めています。
高校生の時にこみ上げてきた感情は、決して忘れることはないでしょう。

これからもその想いを大切に、日々の業務に邁進してまいります!!

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