出会いと別れ、そして社長業と現場のリアル
こんばんは。代表の福原です。最近、気象病の影響で頭痛がひどくなり、ついに内服を始めました。早く穏やかな気候になることを願うばかりです。
さて、この季節は「出会いと別れ」の時期ですね。街を歩いていると、卒業式を迎えた学生さんたちの姿が目に入ります。
期待に胸を膨らませた笑顔、別れを惜しむ表情──それぞれの人生が交差する、なんとも感慨深い光景です。
社長業とは何か?
そんな出会いや別れを経験しながら、今の僕の仕事は「社長業」です。しかし、ここ最近は現場に入りすぎていて、正直、自分が社長であることを忘れそうになっていました(笑)。
では、「社長業」とは一体何をする仕事なのでしょうか?
その答えはシンプルで、「自分で見つけるもの」だと考えています。そして、これは大きく三つの側面に分かれると思います。
- 自分が進むべき仕事を確立すること
- 部下から見た「社長の姿」を示すこと
- 社外に対して「代表としての顔」を広めること
これらは誰かに指示されるものではなく、自分で築いていくもの。立場は違えど、これは社長だけでなく、すべての人に共通する考え方かもしれません。
社長が現場に出る大変さ
「社長業」と一口に言っても、実際には現場の仕事も大切な役割の一つです。
現場を知り、スタッフと同じ目線で仕事をすることは、組織のリアルな課題を理解する上で欠かせません。
しかし、それが簡単なことではないのも事実です。
社長が現場に出ることで、一時的に業務はスムーズに回るかもしれませんが、問題は「社長がいないと回らない現場」になってしまうこと。
それでは本末転倒です。現場に入りすぎると、会社全体を俯瞰する視点が失われてしまうリスクもあります。
さらに、社長としての意思決定や外部との交渉、経営戦略の策定といった、本来やるべき仕事が後回しになりがちです。
だからこそ、現場と経営のバランスを取ることが、社長にとっての大きな課題なんですよね。
信頼が仕事を続ける原動力
介護や福祉の仕事に就いている方って、HSP(Highly Sensitive Person・とても繊細な人)の方が多いように感じます。
人の気持ちに敏感だからこそ、相手が信用できる人か、信用しているかは、少し話しただけで直感的にわかる方が多いんですよね。
福祉の仕事は、相手の気持ちを汲み取り、寄り添うことが求められる仕事。だからこそ、信頼関係が何よりも大切ですし、その信頼が仕事を続けるうえでの大きな支えになるのだと思います。
僕自身、僕を信じてくれる人を大切にし、優遇します。なぜなら、仕事を継続できる一番の理由は「必要とされている実感」があることだから。
これは、これまでの経験の中で、僕が何よりも強く実感してきたことです。
だからこそ、僕と出会い、信頼し合いながら一緒に仕事ができる人たちとは、これからも大切なご縁を築いていきたいと思っています。
お知らせ:定期更新終了のお知らせ
最後にお知らせですが、今月をもって福原の定期更新は終了し、今後は随時更新となります。
これまで定期的に読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
これからは、必要なタイミングで、伝えたいことを発信していく形になりますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。
今日も素敵な出会いに感謝しながら、前へ進んでいこうと思います。