ライダーとアンパンマンと戦隊の話。その2。
ハッピースクエア火曜日ブログ担当兼管理者の牧野です。
先週のブログで「RAS(脳のフィルター機能)」の話をしました。
子どもができてから、街中にライダー・アンパンマン・戦隊ヒーローが溢れてることに気づいたあの話です。
今回はその続き。
このRAS、実は支援の現場や目標設定にもめちゃくちゃ関係あるよって話です。
「意識してること」しか見えない
RAS(Reticular Activating System/網様体賦活系)は、
脳の中で「自分にとって重要な情報だけを見せてくれるフィルター」みたいな役割を持っています。
これがあるからこそ、
・親になると街中の子ども情報に敏感になるし
・介護職になるとバリアフリー設備やヘルプマークに目が行くし
・推しができるとどんな番組にも推しが出てるように感じる(笑)
つまり、いろいろ見ているようで「意識したもの」「見たいもの」しか見えてないのです。
支援現場でも同じことが起きてる
この仕組み、支援の現場でもよくあると思いませんか?
「〇〇さんの生活力を高めたい」って目標を持って関わると、
・着替えや手洗いのタイミング
・料理や掃除をしてる瞬間
・本人の“やろうとする”サイン
こういう“成長の芽”に自然と気づけたりする。
逆に、目の前の業務だけに追われてると、
本人の変化や挑戦のサインがスルーされてしまうことも。
チャンスは、“意識してる人”にしか見えない
これって、支援だけじゃなくて、自分自身の成長にも言えることで。
日々の中で
「こうなりたいな」
「これができるようになりたい」
そんな風に**“成長したい自分”を意識してる人は、ヒントやチャンスをRASが勝手に拾ってくれる**。
誰かの助言
利用者の言葉
ふとした出来事や会話
意識があるからこそ、それが「気づき」になる。
まとめ
- 脳のフィルター(RAS)は、意識したものだけを拾う
- 支援も目標も「意識」が大事
- 世界は変わらないけど、自分の見え方は変えられる
そして最後にもうひとつ。
流れ星って、「見よう」と思わなきゃ見えないし、
見えた瞬間に「これ!」って願える人は、普段からちゃんと“欲しいもの”を意識してる人。
支援でも、成長でも、チャンスでも。
いざ目の前に現れたときにすぐ手を伸ばせるかは、
「それを求める気持ち」が自分の中にあるかどうかだと思います。
今週も読んで頂きあリがとうございます。ではまた来週!!
‐編集後記‐
ここからは本当にどーでも良い話(笑)
息子達の影響で、ライダーは1号からリバイスまで、戦隊はゴレンジャーからドンブラザーズまで、いまだに全部言えます!!
最近娘が好きなのはパウパトロール。
チェイス、マーシャル、スカイにロッキー。出てくるワンちゃんの名前はもちろん、グッドウェイ市長にライバール市長、農家のおじさんの名前も覚えました(笑)