自分のふつうは誰かにとってはふつうではないのかもしれない・・・

こんにちは!

ハッピースクエア火曜日ブログ担当兼管理者の牧野です。

先日、6月のシフトに歓迎会の予定を4時間で組み込んでいたら
社長に苦笑いをされました(笑)

そんなこんなでもうすぐ、ビールのおいしい季節がやってきます。
このままビールのおいしさを語り出したいところではありますが、
苦笑いではすまなくなりそうなので、
そろそろ本題へ・・・

“ふつう”って誰のふつう?

「ふつうに生活してほしい」
「ふつうに働いてほしい」
「ふつうに挨拶くらいしてくれたら…」

福祉の現場にいると、たびたび耳にするこの“ふつう”って言葉。
でも、ふと立ち止まって考えると、これって誰の“ふつう”?って思うことがあります。

たとえば「ふつうに8時間働く」って、
実は体調が安定していて、交通機関がスムーズで、人間関係に極端なストレスがなくて…
そんな“いろんな条件が揃った前提”の上に成り立っていたりします。

“ふつう”って、意外と贅沢なのかもしれません。


家庭ごとに違う“ふつう”

居宅介護の現場では、「洗濯物のたたみ方」「掃除の仕方」など、
日々の家事の中にもそれぞれの“ふつう”が顔を出します。

スタッフが「こうするのが当たり前でしょ」と思ってやったことが、
ご本人やご家族からすれば「なんでそうするの?」となることも。

「ふつうはこう」「常識では」って思ったときほど、
まずは確認。ここ、大事にしています。


“ふつう”のアップデート

支援の中で、本人の“ふつう”が少しずつ変わっていくこともあります。
できなかったことができるようになったり、逆にできていたことが難しくなったり。

そんなとき、支援者側もアップデートが必要です。

「ふつうってこうだよね」と決め込まずに、
目の前の人と一緒に“その人にとってのふつう”を再定義していく。
それができたとき、支援ってぐっと面白くなる気がしています。


だからこそ、支援のときには
「自分の常識は相手にとっては非常識かもしれない」と、
まずは確認から始めようと伝えています。

シンプルだけど、いちばん大切なことかもしれません。

今週も読んでいただきありがとうございました。

ではまた来週!!

編集後記

このあいだ、まったく同じ黒い靴下を6足まとめ買いしました。

なぜって?
片方なくしても気にならないし、引き出しから適当に2枚取っても確実にペア。
左右を気にする必要すらない、圧倒的ストレスフリー!

ついでに言うと、毎日黒ズボンに白Tシャツ。
ユニフォームってことにしてますが、実はウィルパワー(=意志力)を温存するための工夫なんです。

朝の「今日は何着よう?」「どれにしよう…」という小さな選択を減らすことで、
本当に大事な判断にエネルギーを回せる気がしています。気のせいではないはず・・・

足元も服装もシンプルに、心はちょっと身軽に。


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