目標を“現実”に落とし込む — 現在地を知るところから始まる

ハッピースクエア火曜日ブログ担当兼管理者の牧野です。

先週は「SMART目標」という“旅の地図の作り方”を紹介しました。
ただ、地図を持っていても、自分の現在地が分からなければルートは引けません。

つまり今週は、
「今どこにいるのか」を自覚しないと、目標は動き始めないよ、という話。


■ 現在地を知らないと、目標は動かない

「来月、箱根に行く!」という旅行の目標を立てたとしても、
・今、東京駅にいるのか
・それとも大阪にいるのか
・車なのか、電車なのか
――これが分からないと、出発のしようがありません。

目標も同じ。

「後輩指導ができる人になる」
「もっと売上をつくれるようになる」
「時間管理がうまくなる」

どれも素晴らしいけれど、
“今の自分がどれくらい出来ているのか” が分からないと、次の一歩が見えない。

だからこそ大事なのは、
事実ベースで“いまの自分”を見つめること。


■ “できていないところ”は悪ではなく、ただのスタート地点

ここで多い誤解が、
「できてない=ダメだ」
と思ってしまうこと。

違います。

できていないところは、
「これから強くなるポイント」
でしかありません。

むしろ、できていないことが分かっている人ほど、
目標を現実に落とし込むのが速い。

なぜなら――
改善点が明確だからです。

・後輩指導が苦手 → 月1回の相談時間をつくる
・売上が安定しない → 毎日1件は荷電する
・時間管理が苦手 → 1日の予定を3つだけ“必ずやる”に決める

こうして、
「やるべきこと」が行動に変わる瞬間
こそ、目標が動き出すタイミングです。


■ 未来に引っ張られるために、“今”を直視する

10月に話した
「未来から時間が流れてくる」
という考え方にもつながります。

“未来の自分”から逆算すると、
「じゃあ今は何ができていて、何が足りないのか?」
という視点が自然に芽生える。

未来と現在をつなぐ線――
それが行動計画です。

そしてこの線が引けた瞬間に、
目標は現実のスケジュールの中で動き始めます。

現場や日常に落とし込みながら分かりやすく紹介します!


11月の更新予定はこちら!

第1週:「目標を“なんとなく”で終わらせない」(更新済み)
第2週:「SMART目標とは?」(更新済み)
第3週:「目標を現実に落とし込む」(今回)
第4週:「やりきる仕組みを作る」(次回)


編集後記(そろそろ来るぞ…)

気づけば今年もあとわずか。
街にチラホラ「忘年会コース始めました!」の文字が出てきて、ようやく悟りました。

──今年も、あの季節が来る。

食べて、飲んで、笑って、翌朝ちょっと後悔するアレ。

大人になると、忘年会って “イベント” じゃなくて “季節” になるんだなと毎年思います。
花粉症・梅雨・台風・忘年会…みたいな。もう年中行事。

そして毎年恒例の決意。

「今年こそ深酒はしない!!」

…と言いながら、なぜか帰り道でラーメン屋の前に立っている未来が見える。
(予知能力じゃなくて、ただの経験。)


胃腸よ、がんばれ。

目標を“現実”に落とし込む — 現在地を知るところから始まる”へ2件のコメント

  1. はーちゃん より:

    健康第一で頑張ってください!

    1. ハッピースクエア より:

      はーちゃんさん。
      分かってはいるのですが、ついつい・・・
      誘惑には勝てません(笑)

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