宝塚歌劇の歴史①
こんにちは、金曜日担当の杉本です。
もうすぐ5月、気温が上がり、季節が進んでいますね。
変わり目の時期で体調崩しやすいので、お気を付けください。
本日は「宝塚歌劇の歴史」について話していこうかなと思います。
私は歴史系の話題が結構好きで自分が知っている範囲で話していきます!
宝塚歌劇団の誕生
始まりは今から111年前の1914年の年、兵庫県宝塚市にこの劇団が設立しました。
老若男女誰もが楽しめる国民劇」を目指し、日本で初めてレビューを上演した劇団として、一躍有名になりました。
ちなみに最初はオペラとして目指していたようです。
因みに創設当初は「宝塚少女歌劇」から始まり、1940年から「宝塚歌劇団」と改名しました。
各組構成
現在の宝塚歌劇団は5組あり、「花組」「月組」「雪組」「星組」「宙組」です。
当初は花組と月組のみでした。第1幕は花組、第2幕は月組の順で公演をしていました。
ちなみに宙組は1998年(平成10年)に発足しました。
現在は一組年間で2回制なので、時代の進歩していったのが分かりますね。
昔今の劇場
この話題は少し長くなります。
宝塚歌劇団最初に使われていた小劇場『パラダイス劇場』プールを改造したものがあったのですが火災の焼失してしまい、その後、1924年(大正13年)旧宝塚大劇場が誕生しました。
ここから大階段などの宝塚の名物や「ベルサイユのばら」などといった名作が生まれてきました。
旧大劇場は老朽化により68年という長い歴史に幕を下ろし、そして1993年(平成5年)現・宝塚大劇場が誕生しました。
旧とは違う点は、舞台設備がコンピュータ形式、客席がちどり配列、客席の階が3層から2層により見えやすくなったのと、立ち見が出来なくなった事。
1994年(平成6年)に宝塚歌劇専門ショップ「キャトルレーヴ」が開店し、東京などにも出店。
都内では有楽町にある東京宝塚劇場は1934年(昭和9年)に開場しました。
1997年(平成9年)に老朽化で閉場、2001年(平成13年)年に現・東京宝塚劇場が開場しました。
それまでは宝塚専用の劇場では無かったので、宝塚以外の公演やバラエティの会場としても使われていました。
2001年のリニューアルで宝塚歌劇団の課題であった通年公演という制度が実現できたため、宝塚歌劇専用の劇場になりました。
本日は以上となります。
沢山書きましたが、振り返ると宝塚の歴史の中で大きく変えたのはやはり劇場のリニューアルですね!
何故なら、新時代への幕開けと言えるからです。新しい作品、新しい歴史が生まれてくるので、そう考えると一番の進化と言えますね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
また来週も更新していくのでよろしくお願い致します。