温かさを知ったとき

どうも!木曜日担当の遠山です。
春らしい気候が続いていて、春服の出番が多いとウキウキしています!
今年買った春服を今日の暑さなら着られるかな?夏服じゃないとダメかな?
と、迷いに迷いながら休日はお出かけを楽しんでいます(笑)

さて、今日は私が人の「温かさ」に気づいたときのお話をしようと思います。
過去のブログで「良い人の呪縛」というタイトルのものを掲載しています。
その中で学生時代の私について少し触れています。
もしよろしければ、ぜひそのブログを読んでからこれからの文章を読んで頂けると解像度が高まると思います!

学生時代、私はたいてい一人で物事を解決していました。
友人の相談はたくさん聞きます。でも自分の家族の話や悩み事は、親友であっても中々相談できませんでした。
部活でいじめられていた時期があっても親や先生に相談せず、一人でずっと耐えて時が解決してくれることを待っていたくらいです。

一人で全て何事も解決することが「自立」であり正解なんだと当時は思っていました。

それに加えて、
「遠山なら大丈夫。しっかりしているから!」と周囲の大人からよく言われていました。
気にかけなくてもこの子なら平気でしょ!みたいな空気が大いにありました。
私もその期待に必死に応えようとしていたので、余計に頼りづらかった気がしています。

いやいや、全然そんなことはないんですけどね(笑)
私だってしんどいですよーー!けっこう限界です!って内心は思っていたけれど、誰かに発信することはありませんでした。

当時からの口癖ですぐに大丈夫って言ってしまいがち。
それに大丈夫といったからには責任をもって自力で大丈夫にしなくては!って頑張っていました。

そんな中、唯一私の「大丈夫です!」を信用しなかった教師がいました。
今でも私の恩師です。


担任をしていただいた1年間という短い時間の中で、
・差し伸べられた手は握り返してもいいんだ。
・無理して笑わなくても、怒ったって泣いたっていい。それが人だよ。
・1人で解決することがすべてじゃない。頼ったっていいじゃない。
お前にはここぞって時に頼れる人がいるだろ。よく周りを見渡してみろ。
⇒ここには書ききれませんが、本当に多くのことを教わりました。

そして何より、
「自分のことを見守ってくれる人がいるんだ。」という温かさを与えてもらいました。

今までは一人でどうにかしていたことが、どうにもできなくなった時。
先生に出会わなければそこで何もかも終了、問題を放り投げていたかもしれません。

でも、そこで人に頼ることを教わりました。
一人でだめなら声をだそう。声に出せないなら紙に書いて助けてと伝えよう。どんな方法でもいいから頼ってみよう。
そうしたら、何か道が見えてくるはず。

そう思えるようになったのは、恩師を通して人の温かさを知ったからです。

今でも自立と聞くと、一人で何でもかんでも出来る強い人のことをイメージしてしまいがちですが…
それがすべてではないなと過去を振り返るたびに思い直します。

恩師に教わったことがすぐに出来るようになったわけではありませんが、着実に昔より成長しています。
おかげでこうして、生き生きとした毎日を過ごすことが出来ています。

今度は私が恩師に教わったことを誰かに伝えられるようにする番です!!
そうやって、人の温かさを受け渡していく中で少しでも生きやすくなる人が増えたらいいなと思います!

本日もありがとうございました!







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