“向いてない”と思ったら、それは成長期

ハッピースクエア火曜日ブログ担当兼管理者の牧野です。

今月のテーマは「“この仕事、向いてないかも…”と思ったときに読むやつ」。
先週は「それ、ほんとに“向いてない”の?」という内容でお届けしました。

さて、今回は予定を大きく変更してお送りします。
当初の予定では「“自分にしかできない”って思わなくていい」だったんですが、書き始めていたら途中で気づいちゃったんです。
「向いてないって悩むタイミングって、実は成長期の真っ只中じゃない?」と。
そこからはもう、予定そっちのけで筆が暴走しました。


“向いてない”の正体

「向いてないかも…」と感じるときって、実は前より見える景色が広がっている瞬間です。

入社したての頃は、右も左も分からないから、そもそも「向いてる/向いてない」なんて判断材料がありません。
しかし経験を積んでいくうちに、自分なりの基準や理想像が見えてきます。
そのとき、今の自分と理想の姿とのギャップが浮き彫りになる。
このギャップを「自分はダメだ」と解釈するか、「まだ伸びる余地がある」と解釈するかで、その後の成長スピードが大きく変わります。

しかも、この“ギャップが見える”ってこと自体が、成長している証拠なんです。
全く成長していないときは、そもそもその差にすら気づけないですからね。


(補足:もう少し掘り下げると)

具体的には、次のような段階で「向いてない感」が出やすいです。

・業務に慣れてきて「こうすればもっと良くなるのに」と気づき始めたとき
・利用者さんの変化に気づき、もっと対応を工夫したいと思ったとき
・他スタッフのやり方と比べて自分のやり方がうまく説明できないとき

こうした瞬間は「自分の視点が育っている」合図です。
その視点を持てるようになった自分を、まずは認めてあげてください。
気づきがあるから、次の一手が考えられるのです。


そのモヤモヤは伸びしろ

成長期のモヤモヤは、筋トレの筋肉痛みたいなものです。
痛いけど、それがあるから強くなる。

だからこそ、モヤモヤを感じたら「自分、伸びしろがあるんだな」と思ってほしい。
それだけで、少し気持ちの向きが変わるはずです。


(補足:具体的アクション — モヤモヤを“力”に変えるために)

モヤモヤをただ抱え込むのではなく、次のアクションを試してみてください。短めで実行しやすいものを4つ。

  1. 小さく振り返る — その日の支援で気になったことを3行メモ。原因と次に試すことを1つ書くだけでOK。
  2. 一度相談してみる — 「ちょっと相談があるんですけど…」と先輩に話すだけで視点が変わることがよくあります。
  3. 再現可能な部分を言語化する — うまくいった声掛けや手順を短くメモしておく(共有資料やメモに残す)。
  4. 休むことも戦術 — 疲れていると判断がネガティブになりがち。十分な休息は成長のための投資です。

これらはどれも大きな時間を要しない行動ですが、習慣化することで“モヤモヤ→改善→自信”のループが作れます。


(補足:現場あるあるの安心メッセージ)

最後にちょっと現場の声を。
「先輩でも、同じ場面で迷ってたよ」「あの人も初めは声がうまくかけられなかった」と聞くと、気楽になりませんか?
成長曲線は直線じゃないです。山あり谷あり。谷の時にこそ、次の山が来る準備が進んでいます。


次回予告

1週目:「それ、ほんとに“向いてない”の?」
2週目:「“自分にしかできない”って思わなくていい」
NEW! 2週目:「“向いてない”と思ったら、それは成長期」
3週目:「できる支援を、みんなでできるようにする」
4週目:「悩んだ経験は、必ず“誰かの支え”になる」

編集後記(ただの雑談)

写真を撮るか、サインをもらうか…。
息子たちと一緒にFC東京のイベントに行ったら、スタッフさんから「お一人につき、どちらかになります〜」と説明が。

サインは一生残るけど、写真は今だけの思い出。
でもサインも“本物”をもらえるのは貴重…。
――結果、息子たちと3人で作戦会議がスタート。

長男:「じゃあ、俺はサイン!」
次男:「じゃあ、俺は写真!」
父:「じゃあ…俺は、えっと…両方!」(即却下)

結局、写真担当になった私。
息子たちが嬉しそうに選手と並ぶ姿をカメラ越しに見ながら、「これ…俺も撮られたいんだけどな…」と心の中でぼやく。

今週も読んで頂きあリがとうございます。ではまた来週!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


健康

次の記事

自分も相手も大切にNew!!